我が家の子供達は3人とも知育の為に幼児教室に通ってきました。
現在、三男は赤ちゃんクラス、長男は来年度から小学生クラス、そして次男坊は幼児クラスで頑張っています。このまま順調に進級するかと思いきや・・・
幼児クラスの進級に知能テストでIQ120という基準ができていた!!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
それを知ったのは2か月前。知能テストを受けた後に担当講師から、
「次男君、IQが100いくかいかないか・・・中でも記憶力が弱くて・・・これでは進級できません。」
えーーーー!!!(;´Д`)
その理由は、IQが低いとレッスンについていけなくて挫折したり、辛い思いをする子がいるからとのことでした。もっと早く知りたかった・・・お知らせを見落としたのかな・・・
ご厚意でリベンジ知能テストを2か月後に受けさせてもらうことになりました。そこで今まで幼児教室で知ったことと、経験から感じた記憶力アップのための取り組みをまとめたいと思います。
次男の弱点である「記憶力」
次男の弱点は「記憶力」でした。「記憶力」つまり「覚える力」ですね。
ただ子供に「これを覚えてね」と見せても言っても、大人のように簡単にはいきません。ある時子供に「覚えるって?」と聞かれたことがあり、衝撃を受けたのを覚えています。
「覚える」という意味が分からなかったんです。言葉の意味を伝えても、イマイチ理解できていない。覚えるって行動はたぶん感覚で掴んでいるもの。これを伝えるのは難しいですよね。
次男の時の幼児教室でのレッスンで、「幾つかの図が描かれた紙を覚えて、覚えたものに〇をする」という内容がありましたが、思い出せば次男はコレが苦手だった。今考えると、「覚える」が分からない、何を「覚える」のかわからない、「覚える」ってどうやる?状態で、「○をする」は分かるから全部に○をしていました。
記憶力をあげるために
言葉でいくら「覚える」こととは何かを説明しても、説明する言葉が分からない場合もあり、さらに子供が混乱することになります。なので、「覚える」こととは何か、どうやって「覚える」のかを感覚的に掴んでいってもらおうと思いました。
記憶力を鍛えるために私が使ったものは、
ただ記憶力を鍛えると言っても単純に「言う」「見せる」だけではありません。
少し具体的に言うと、
絵を記憶して答えられるだけ、数字を記憶して答えられるだけ、それでは偏りが出てしまいます。
数字を記号としては覚えられるけど、数は分からない。そんなこともあるそうです。
実践したこと
具体的にこの2か月間集中してしたことは以下です。
- 神経衰弱
- 数字を3~4桁を私が言い、最初はそのまま次男に言ってもらう。次に逆から言ってもらう。(例:1・2・3→3・2・1)
- 15個くらいまでの幾つかの小さなボールを一瞬見せて隠し、数を当ててもらう。
- 3×3程度のマスを作り、2~3か所に物を置いて5秒後に隠し、同じ場所に同じ物を置いてもらう。
- 絵本を読んだ後、内容を確認する。(例:桃太郎の仲間は誰だった?等)
- 絵本を開いて5秒後に閉じる。そして開いたページの絵について質問する。(例:公園にはどんな遊具があった?等)
- 私が作った話を聞いてもらい、最後に内容について質問する。(例:男の子が食べたケーキは何個だった?女の子の服の色は何色だった?等)
上の中で出来ることを毎日1つ以上行いました。
子供ってまだまだ記憶力が未熟なので、覚えていても質問を聞いた後覚えたことを思い出し、口に出そうとすると思い出せない。あるいは思い出そうとしたところで質問を忘れてしまう。
「覚える」→「聞く」→「思い出す」→「答える」のどこかの段階で何かを忘れちゃうんですよね。
ただ繰り返し行うことで目に見えて成長します。通園途中の車の中で、寝る前の絵本を見ながら・・・トランプは何組取れたら何個お菓子がもらえるよなど、ご褒美をつけてやっていました。
大切なこと
何かをするときはまず、一瞬だけ集中してもらえるようにします。「今から話します!聞いていてね!」と。子供が違うところを見ていたら、こっちを向くまで待つ。今はやらないと言ったら、やらない。違うものを試したり、違う時間に試したりする。
毎日少しでいいです。だいたい2~3問ずつで、間違えたらさらっと答えを言う。何度もすると「またそれー?」と飽きてやらなくなります。嫌いになる、飽きる、これを避けられるようにすることが大切。
その結果、IQ130超えました!!
担当講師もびっくりの集中力と成長!
記憶力の上昇もありますが、質問する時にしっかり質問を聞けるようになったそうです。
余談
ちなみに知育ドリルもやりました。様々メーカーから出ている「知恵ドリル」というものです。
時々声をかけて、やりたい時にはやりたいだけ。本当は毎日した方がいいのですが、次男のキャラクターを考えて毎日はしませんでした。
ドリルをやった理由。それは次男が不器用だから。理解に時間がかかるから。初めての問題はとても苦手で、沢山の問題に触れることで、見たことがある問題を増やそうと考えたからです。
もちろんこのIQの数値は一時的なもの、年齢ととともに低下するもの、続けなければ低下するもの。
来年度も知能テストはあるので油断せずに続けていこうと思います。
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