「好きこそものの上手なれ」
楽しんでやることによってうまくなるものであるということ、又は、あることに熟達するには、それを楽しめるようになることが肝要であるということ
私はこの言葉が好きです。好きは最強!好きの気持ちは何かを得るための強いエネルギーになります。
私が看護師として働いていた時、好きな循環器領域の疾患や言葉はすぐに理解し、覚えられるのに、苦手な生理学の分野は本当に何度読んでも覚えてもすぐに忘れて身に付きませんでした。
好きが何かのエネルギーになるのは、大人も赤ちゃんも一緒。
子供の「好き」を見つけてみてください。
喋れる子供であれば、あれこれと教えてくれます。赤ちゃんは話すことは出来ないけれど、じっくり観察してみると「好き」が見えてきます。
手に取る物、手放さない物、我が子の様子、そして視線の先に何があるかをじっくり観察してみてください。
もともと知育に興味はあったけど、所謂、教育ママになりたくないのと、私がめんどくさがり屋の飽き性なので、知育に熱心に取り組むつもりはありませんでした。
しかしちょっとしたお誘いをきっかけに幼児教室に通うことになりました。結果としては通って良かったと思っています。知識があるのと無いのとでは関わり方が断然変わってくる!と感じました。
幼児教室の考え方を妄信はせず、あくまで考え方の一つとして聞き、それを自分流に落としていく。
それまでは赤ちゃんの長男に対して接し方が分からず、どう子育てをしてよいか分かりませんでした。可愛いけど、分からないことだらけ。そんな私が幼児教室での学びの中で、自分の性格に合いそうなもの、普段の生活で無理なく取り入れることが出来そうなものを取り入れていきました。そうすることで頑張らずに知育に繋げることができました。
例えば、長男が1歳前後でハマったのはトーマスでした。中でもパーシーが大好き。
それならトーマス達を使って知育をしてみよう!
- キャラクターの色のインプット
- 数字のインプット
- 車両の数を数える
- 車両やレールの長い短いをインプット などなど
声かけのポイントとしては
「パーシーをちょうだい」よりも「緑のパーシーをちょうだい」と言うと、『パーシーの車体は緑』というインプットに繋がります。
比較する時は同じものを使う。同じ色の同じ形のレールで長さだけが違う物を目の前に見せて、「短い」「長い」と交互に見せる。
数字をインプットする時には、数字そのものを記号として覚えること、数字を1~数えること、個数として数を何個と認識すること、順番として数字を並べることの違いを知っておく必要があります。それぞれの違いを自分の中できちんと分けて、今はどれをインプットさせたいのかを明確にさせながらインプットします。
わざわざ知育玩具を購入しなくても、子供が好きなキャラクターや好きな玩具を買う。物はなんでもいいです。でも、そこから何を学ばせるか、どう知育に繋げるかは親の声掛け次第です。
好きな物にもし図鑑があれば、購入してみてあげてください。図鑑を眺めることで「好き」の気持ちを強くしたり、本や文字への興味が沸いたり、時には驚くような知識をいつの間にかつけているという喜びを味わうこともありますよ。
「好きこそものの上手なれ」
子供の「好き」を最大限に活かし、楽しく楽に知育に取り組んでみてください。
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