うどんこ病は収束したのか、うどんこ病ではなかったのか、その後順調に生育している我が家のイチゴ。
前回肥料をあげて3週間ほど経過したところ、再び問題発生!
ツルがどんどん伸びてきていてどうしたらいい?
あげた肥料のところに緑カビ発生!
本当に何にも知らない私のイチゴ栽培その4です。
イチゴのツル
イチゴのツルは「ランナー」といい、這うように伸びていくことから、「ほふく茎」「ほふく枝」とも呼ばれる。ランナーを伸ばしている株を「親株」と言い、伸びたランナーから芽を出したものを「子株」と言う。
イチゴがランナーを伸ばし始めるのは6月ごろだが、ランナーを伸ばしたままにしておくと栄養が取られてしまうため、イチゴが育たない!
しまったぁ~!!!すでに3株とも15~30㎝の長さになってる!!!ということで、慌てて切りました。肥料をやったのに、イチゴの生育が遅いのはランナーのせいだったか。どうりで・・・
参照→グリーンワークス株式会社
ランナーの扱い方
イチゴから繰り返し伸びてくるランナー。これはイチゴの収穫が終わるまでは伸ばさずに切ってしまった方がよいそうです。収穫が終わる頃、ランナーを伸ばし子株を作ることで来年、株を購入しなくても済むと。
なんと良い情報!よし!やってみよう!(まだ収穫出来たことがないのに何と無謀なチャレンジか…)
そういえば、私の母が「子株は病気になるから、孫株を使うんだ」と言っていました。子株は親の病気が遺伝することが多い。また孫株以降も作ることはできるが生育不良になるため、来季のイチゴの苗として育てるなら、孫株やひ孫株までにした方がいいようです。ちなみに「株分け」というそうです。
ランナーの育て方
- 伸びたランナーの先に子株が出来たら、土(野菜培養土)を入れた3号ポットの上に子株を置く。
- ランナーの子株をUピンなどで固定して、水が乾ききらないように水やりをして発根を待つ。
- 子株からも同じようにランナーが伸びてくるので、同様の作業で孫株~玄孫株まで伸ばす。
- 十分に子株たちが育ったら、ランナーを切る。
- 孫株、ひ孫株を秋まで管理し、プランターに植えつける。
注意するポイント!
- 子株のクラウンは深く埋めすぎない。
- 発根まで1週間ほどだが、子株がぐらぐらしていたらまだ安定していない。
- 葉が3-4枚の株は来季に使えるが、2枚程度だと発育不良。
- 親株側の反対側のランナーに実がつくため、栽培しやすいよう見分けをつけるため親株側を短く切る方法もある。
参照→Green snap
ランナーの扱いも分かったから、収穫終わったらやってみよう!
土のカビルンルン
画像は緑カビ。
他にも白カビが点在しています。
肥料が有機化合物のペレットタイプを使用しているため、カビは発生しやすい。そしてカビは一概に悪くはなく、有機物を分解するため問題ない物もある。
果たして、カビは善か悪か…
イチゴ灰色カビ病は悪!見分け方は単純にカビが灰色~黒。
でも我が家のプランターは灰色でも黒でもなく、白と緑!
観察すると、緑カビはペレットタイプの肥料に、白カビは土に生えていました。ということは、緑カビは肥料を分解するための良いカビという可能性があります。では白カビは?
色々探すとこちらに良い情報がありました。参照→農業屋
白カビは加湿の状態で生えるもので、放置しておくと根腐れやカビを主とする病気に繋がってくるのだそう。原因としては↓
- 水を与えすぎて、常に土が濡れた状態で、過湿になっている。
- 風通しが悪い場所で、水が乾きにくい。
- 有機質が分解されていない状態になっている。
- 光が十分に当たらず、水が乾きにくく、常に湿った状態になっている。
我が家のプランターで上記の状態にあてはまるのは、
- 有機物が分解されていない状態
- 光が十分に当たらず、水が乾きにくい。
この2つだと考えられる。
カビへの対処
- 日当たりのよい場所へ移す。
- 白カビは除去する。
- 緑カビは表面の土を混ぜて軽く埋める。
終わりに
私の実家に持って帰ったイチゴは、プランターでもっさりとした葉をつけていました。我が家のイチゴはまだまだ葉が非常に少なく、新芽がどんどん伸びていくという状態ではありません。
果たして今年は成功するのか・・・。気温が上昇してきたことに希望が持てる一方で、カビが心配。
生育が遅い気がするので肥料をやりたくてウズウズしていますが、前回の肥料がまだ土の表面に残っている状態であげてはいけない気がする。
毎日毎日やきもきしながらイチゴの観察を続けていきます。
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