初めてのピアノ発表会&親子連弾

子育て

長男初めてのピアノ発表会が無事に終わりました~!

長男が弾く時、私の胸のドキドキ半端ないっ!!💓

でもほぼノーミスでクリア。ほんっと凄い長男!!!

いーっぱい褒めました( ^)o(^ )

小1長男が弾いた曲は彼にとってはチャレンジの曲。レベル的には小3くらいで発表会で弾かれる曲らしい。テンポが速く、ピアノを右から左に大きく移動しながら弾いていく。

長男が弾き終わった後、後ろの方でどよめきが聞こえた。隣の男の子は「小1であんな曲弾けるんだね」とママさんに話す。

ドヤ!( ・´ー・`)うちの長男すごいでしょ!!

と鼻高々だったのはここだけで言わせてください。

一方、連弾は・・・・・・・私が足引っ張っちゃった。間違いだらけ( ノД`)シクシク…

ちょっとだけ昔話。暗い話。

小学校6年間ピアノを習っていたけど、毎年の発表会、1度も間違えなかったことが無い。ピアノの前に座ると頭が真っ白になっちゃう。いつも弾いてたのに思い出せなくなっちゃう。

ピアノを習い始めたのは、叔父がマイナーな作曲家でピアノがとても上手。憧れていた。実家にあるピアノはその叔父(父の姉の夫)のために買ったのだとか、そうではないのだとか・・・・

叔父に憧れて習い始めたピアノ、嫌悪感を抱くのにそう時間はかからなかった。最初のピアノ教室の先生はとても優しかった。この頃はまだ良かったが、なぜか従妹が通っている教室に変わることになった。

その先生はとても怖かった。ピアノをうまく弾けないと指揮棒で手を叩かれた。ミミズ腫れが残った手首を見ながら、痛みと悲しみを堪え、心の中で泣きながらレッスンを受けたことを今でも鮮明に覚えている。

自宅での練習をさぼっていたから、弾けないのも仕方ない。ただ自宅で練習をしていると毎回祖母言われる。

「いつになったら上手になるの?本当に下手糞だね。」

上手く弾けた時、母に褒めてもらいたいと声をかけても「聴いていなかった」と。わざわざ側で聴いてもらっても、「まぁいいんじゃない」だけ。

母に「練習したら?」と言われても、聴いてももらえず、下手糞と言われる。そんなんじゃ練習したくなくなるよね。当時は練習しないといけない、怒られると分かっていてもピアノに向かえなかった。きっとピアノに向かっている時間は孤独だったから。

発表会では間違える私を先生は良しとしなかった。終わった後先生の所に言っても無視されていた。何も声をかけてもらえなかった。母のところに行って、お道化て「間違えちゃった」と言うと「まぁがんばったんじゃない」の一言。心が伝わってこない。

孤独感、罪悪感を植え付けられた。

だから、長男にはそんなことがないように気を付けた。

子供の頃、私がかけて欲しかった言葉を沢山かけた。

家事をしながらでも毎回、長男の弾くピアノを聴いてあげた。

長男が「嫌だ、したくない」という時、厳しい言葉をかけてしまうこともあった。

でも私の過去を思い出し、孤独にさせないように、罪悪感を感じさせないようにした。

その結果が先日のピアノの発表会!

カッコいい長男の姿に、私との連弾は失敗しちゃったけど、過去の可哀そうな私は慰められた。

ピアノの発表会で心が満たされて終われたのは初めてだった。

あーもう、過去の悲しみと先日のピアノの幸福感を思い出して涙が止まんないや。

ちなみに親子連弾を聴いていた主人からコメントが一言もない・・・

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