
時々不安に思っていたこと。
次男、どこまでちゃんと数を数えられるんだろう。。。
薄々気が付いていたこと。
100の次が101にならず、110になってしまうこと。119の次が120にならないこと。
それが今回の出来事ではっきりしました。
次男は100以降の数字で一の位が9のとき、1をたすとどうなるのか分かっていない。
そこでモンテッソーリの教具にならって、手作りすることにしました。
事の発端は、ホットケーキ作り
「やりたい!!」
大きな声をあげた次男に作ってもらうことにしました。
レシピは、
- ホットケーキミックス400g
- 牛乳240ml
- 卵2個
次男がクッキングスケールにボールをセットし、0設定。ホットケーキミックスを投入し、難なく終了。
さて、ここで私は質問します。
「240mlの線は、どーこだ??」
ちなみに使った計量カップは一般的な物⇒⇒⇒⇒

しばらくあーだこーだつ言っていた次男。なかなかでない答えについに発狂します。
「分かんない!もうやだ!!!!!!!!!!」
次男がわからないことを整理
もちろん発狂するまで放置していた訳ではありません。ヒントは与えていましたが、完全に思考停止状態に陥ってしまいました。
次男の現状を確認するために質問します。
質問
ここの数字は読める?
一目盛りは10だよ。次の目盛りは?
10、20って10毎に数えられる?
そのまま目盛りを数えて
190の次はわかる?199の次は分かる?
次男の答え
50、100、200・・・
目盛り?線のこと?わからない。
10、20、30、40、50、60・・・・
10、20・・190・・次は?
わからない、110?
結果と考察
数字は読める
目盛りの意味が分からないため、説明する
10の倍数は言えるのでそのまま数えていけるかも
190+10がわからない
数の並びや繰り上がりがわからない
こんな感じでどこで躓いているのか探しました。
そして結論!
次男が理解していないのは、一の位が9のときに1をたすと、十の位が一つ繰り上がること、十の位と一の位が9のときに1をたすと、百の位が一つ繰り上がること。
100までの数の順番は覚えているだけ。数の繰り上がりを理解していない。

教具を考える
まだ年中の次男。本当は100まで数えることができれば十分なのです。
しかし!!!
今回のように何かを作りたい!ということが多い次男。このままでは毎回発狂し、私の心が疲弊する未来が見える・・・。
それを阻止すべく教具を取り入れることにいたします。
数の知育玩具も様々あります。たとえばこれ。
モンテッソーリの知育玩具です。以前はとても欲しかったもの。
個数としての数、記号としての数を一致させることができる。数の並びも理解できると思われます。
しかーーーーし!
モンテッソーリ大好きなですが、忠実にモンテッソーリ教育をしてない私。そして、ちらかる&破れるおもちゃは好みでない。
できればスコアボードのような・・・紙がバラバラにならず、すぐ出してすぐ片付けられるもの・・・
知育玩具って子供の弱点克服のためにと思って買っても、機能が多すぎるあまりにそちらに興味がうつってしまうんですよね。弱点が明確に分かっていて、そこだけにターゲットを絞った知育のもの・・
・・・仕方ない、作るか・・・
作り方
準備する物・・・リングタイプのスケッチブック(B5サイズ)、カッター、カッター板、ハサミ、のり、0~9までの数字の紙を5色分、一の位~万の位まで書かれて色分けされた紙、「ぜんぶもどす」「1まいめくる」と写真のように書かれて色分けされた紙(手書きでもエクセルでもOK)
※写真を参考にしてください ※数字はエクセルで文字の大きさを53にしました



①数字、位、めくる等が書かれた紙をそれぞれ切ります。
②スケッチブック1枚目に数字を並べて配置します。切るための補助線を書きます。このとき、数字と数字の間はリング1つ分あけるようにしてください。めくりやすくするためです。

③補助線に沿って10枚分切っていきます。スケッチブックの残りのページは不要なので切り取って落書きに使ってください。私は表紙と裏表紙も切りました。

④数字を貼ります。そして表紙の裏に位のカードを、裏表紙の裏に「もどす、めくる」カードを色を間違えないように張っていきます。


完成!!

終わりに
イメージ通りの物ができて自己満足!
ただ紙って破れやすいんだよな。でもまぁめくり心地も悪くないし、散らからないしここ最近の手作りしたものの中では最高の物( ̄▽ ̄)
次男の使い心地も悪くなかったようで、頷きながら使っていました。これを活用して、次回はホットケーキの測量が自分で全部できたらいいね。
コメント