まず始めに、この投稿は主人にブログがばれたら消そうかなと思ってるものです。そもそも消せるか分かりませんが。
先日主人から言われたこと。「長男、中学受験を考えよう」
………言うと思った。私たちは今、お互いの地元から遠く離れた場所に住んでいます。
主人は続けて、長男の中学受験を機に地元近くまで戻ろう。もしその時次男がこちらで小学校受験をして受かっていたら、次男卒業まで別々に暮らそう。
私は思いました。これ絶対大変になるやつ。
まず長男中学校受験時、次男小学校4年生、三男小学校1年生。4年生と1年生を家に残して長男が受ける他県の受験には行けない。一緒に連れて行く?けれども、受験時どうするか。。。それは親を頼るらしい。いやいや5年後、親が元気な保証はないぞ?それに三男が受験していたらどうする?
別々に暮らすって、主人の仕事は多忙。家にほぼいない。主人と長男が二人で暮らすって、長男がほぼ家事をしなければならないってことになる。中学校受験をして受かる学校はそれなりの勉強量なはず。長男の負担大きすぎないか?
中学校の寮があるところを検討するとも言った。いやいや、別に寮に入ることは構わないのだけど、長男の性格上、うまくいくのか?数年後だからある程度性格は変わっているかもしれないが。
そもそも長男は小学校受験を失敗している。これは長男の責任というより、私達親の力不足。
長男が受験をすると決めたのは年長の4月。最初は寝耳に水の話だった。良さげな小学校だったことと、長男も行ってみたいと話したため受験することを決意。
しかし、ただでさえ幼稚園が自宅から8キロ離れた場所に毎日私が送迎しており、毎日お弁当。小学校も決して近くない。もし小学校に受かればそちらも送迎が必要となり、自宅を7時過ぎに出て、小学校に長男を送り、次男の幼稚園の9時開園までどこかで時間を潰し、家に帰り着くのは9時半。迎えは3時出発、帰宅はきっと5時前になるでしょう。それに付き合わされる三男。
そんな生活を毎日は続けられる訳がないと思っていたため、受験に迷いはあった。けれども受験すると決めたら、やれるだけやろうと思い、必要物品の買い出し、情報収集、面接の受け答え例の作成、長男の苦手分野の勉強を行った。
その間、主人がしたのは覚えている限りでは、調べた必要物品の買うことへの「いい」と言うこと、私が下見した服を一緒に見に行く。私が作成した例文の修正、私が指定したプリントの印刷、1-2度ほど勉強を見たかな?その上面接練習に誘っても、「自分は慣れているから」としなかった。
丁度この時期は長男の英検受験の時期とかぶっていたため、同時にそちらの受験の準備と勉強もしていた。そして冬の発表会の衣装探しと衣装作りも、受験直後に提出期限を迎えるためしなければならなかった。ついでだけど、ピアノの練習だってあった。屁理屈こねる6歳長男と魔の3歳児であった次男と1歳の三男のワンオペに加えて、毎日のピアノの練習、発表会準備、英検受験と小学校受験の準備。
所謂、無理ゲーというやつでした。
私は再三伝えました。「私一人では無理」と。しかし主人が優先するのは、勉強を見ることより自分の読書。面接練習より録画しているTV番組。小学校受験の情報収集よりメールチェック。「手伝って」と言わない限り子供達のために勉強をすすんで見ることはありません。
ふつふつと溜まる不満と疲労。
そして結果は不合格。言われた言葉は「準備不足だったね」
それで大喧嘩になりましたよ。私は出来る準備はした。それがどんなに大変だったか訴えても、「わかってる、感謝してる」「だから感謝してるって言ってるじゃん、でも準備が足りなかったのは事実だろ」「時間が無い中やっていた」と怒る。
忙しいのは分かってた。だから色々動いた。でも見ている限り出来ることもっとあったでしょと。
調べること、考えること、教えること、一番大変な所を全て丸投げして、OKを出すだけ、修正するだけ、印刷するだけ。面接数日前に受験の心得の本をいきなり買ってきても今更。準備した例文を受験に向かう車の中で読む。受験日の数週間前に渡した意味がない。
あーこれ読まれたら離婚案件かもしれないな。ばれずにいくことを祈ろう。
面接では、母親は普段何をしているかと聞かれ、長男は「家事」と答えました。父親の好きな所はと聞かれ、長男は「仕事」と答えました。妻に感謝を伝えることはと聞かれ、主人は「自分が忙しい中家事をすること」と答えました。特別な勉強をしたかと聞かれ、主人は「していない」と答えました。通学の仕方はと問われ、「いずれ一人で通学させる」と答えました。バスと電車とバスとを乗り継いで1時間以上かかる場所にです。
これだけで何となく家の状況が見えますね(笑)私は家政婦かい!
あくまで想像ですが、受験した小学校では子供の育児や勉強に対する両親の協力体制を見ていたのではないかと思っています。他にも質問は沢山ありましたが、面接の答えから主人が長男の育児や勉強に関わっている雰囲気は感じられませんでした。「忙しいから」を何度か言っていたので、きっと歴戦の面接官は色々見抜いていたのでしょう。
そして中学受験を言い出した。子供の将来の為に必要なことは分かっている。私はぼそっと「これでまた復帰が遠のく」と言うと、「犠牲になってもらって申し訳ないと思っている」とへらへら笑う。ペコペコ頭を軽く下げる。
欲しいのはそんな言葉じゃない。私の人生をなんだと思ってる。なぜ子供の為に自分は犠牲を一緒に払おうとしない。「忙しくて無理だから」は丸投げしていい理由にはならない。最初から自分は受験の第一線には立たないということを言っているようなもん。私がどれだけ我慢して主人がやりたいことを応援しても、やりたいことに協力しても、自分は犠牲にしない。誰かが我慢をしたり、やってくれるという甘えが透けて見えてくる。
十分生活できるだけ働いてくれているのは感謝しているし、忙しい中家事も0.5~1割くらいしてくれて、週末は家族で出かける時間をとってくれる。+アルファの受験がなければ、受験をするとしたら犠牲を半分こにしてくれるのなら、前向きにできるんだけどね。
あー愚痴っちゃった。でも言葉にすることで心に引っかかっていたことが楽になる。
あまり愚痴を書きたくはないのだけれど、たまには書くかもしれません。
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